四葉の日記

カサンドラ症候群の四葉のブログです。

本人の努力

最近、主人が落ち着いている。以前のようにかなり頻繁にキレる事が無くなった。

そのお陰で、私が実家に帰るという事も無くなった。

 

なんとなく理由は分かっている。

主人はコントロールしようと努力をしてくれている。

なぜそうなったのか、私が本当の気持ちを話したからだと思う。

「もう頑張るの疲れた。我慢するのも疲れた。死にたい。自殺は出来ないから、事故か病気で死ねば良いとずっと思っている。」と泣きながら言った。

そんな事は言ってはいけないと、これまた我慢をしていた。やはり我慢が趣味のようだ。

これを言った時、きっと私の心は、我慢できないほど限界だったのだろう。

主人は頭を抱えてうな垂れた。

本当は慰めて欲しかったのに、私より落ち込むなんてズルイ。卑怯だ。もう頑張れないはずの私は頑張って、話を切り替えて明るく接した。心のモヤモヤが大きくなる中で頑張った。

主人はかなりの長い時間うな垂れていて、私の心は大嵐だった。許せなかった。

 

でも、いま考えると、あれがきっと良かったのだ。

主人は真剣にその発言と向き合い、反省し、努力をしようと決意してくれたんだと思う。

我慢をやめると、意外と良い方に転がる事もあるのだ。

主人は私がどれだけ苦しんで、頑張って、我慢をしていたか、純粋に分からなかったのだ。そりゃそうだ。人の気持ちを推し量るのが特に苦手な特性なのだから。

 

主人がアスペルガーだと気付くまでは、自分が愛されているなんて思えず、辛かった。

でもアスペルガーだと気付いてからは、主人なりに私を愛しているのだと自信が持てるようになってきた。たまにネガティブな感情に負けて忘れそうになる事はあるが…。

 

今回、主人は主人なりに、幸せにしてあげたいのに苦しめている現実に向き合ったのだろう。

そして、可能な限り感情をコントロールしようとしてくれている。

 

もちろん、コントロールしきれず、キレてしまう時もあるが、格段に減った。

カサンドラあるあるではあるが、連休は一緒に過ごす時間が増えて地獄に陥る。しかし今年のゴールデンウィークは、例年で有ればスタート2〜3日目で確実にキレていたが、最終日午後にキレた。惜しい…あと数時間のレベル…なんてネガティブな事は言わないでおこう。成長だ。