疲れを実感するには
発達障がいの方の中には感覚統合が上手くできず、自らの体調や疲れに気づかない人がいる。
主人はそのタイプだ。
疲れきって、ヘロヘロになって目も虚ろなのに「疲れてない」と言い張る。
これが結構厄介。
休日の朝にそんな様子で、
「今日どうする?」と聞いて来るのだ。
「疲れてるんじゃないの?」なんて言えば、疲れで不機嫌マックスの為にキレられる。
我慢して出掛ければ、どこかのタイミングで疲れによる不機嫌マックスになりキレられる。
どっちに転んでもキレられる。
だから、何かしら理由をつけて断らなければならない。…なんで私が…と心の底から思う。
その理由も慎重に選ばなければ、キレられるのだ。
うん。自分で書いていて、なんでそんな人間と結婚生活続けてるんだよ…と思う。
この話は、何度も自助グループで話していて、
「本人が、疲れているという実感を持たなければ、いくら周りが言っても無駄。例えば、温かいお茶を淹れて出したり、コーヒーを淹れてあげたりしてみるのが良い」
と言われた。
うーん…現実的じゃないと思ったが、それが効く人もいるのだろう。
不機嫌マックスの所に、そんなことしたら、「一体なんなの?要らないんですけど?飲めって事ですか?」とキレられるように思う。いや、たぶん、確実に。
先日も、困っていると話題にしたら、
自助グループの講師の方から
「意外と、男性は弱い所を見せたくないという本能から、強がってしまう。発達障がいに加えて、それが強く働くのかもしれない。それが結構落とし穴で、周りが全く気づかない場合がある」と言われて、少し納得した。
つまり障がい特性に加えて、男性の本能で、疲れを認めさせるのは無理って事だ!!
うちの主人についてだけだが。
でも何か、考えなければとも思う。
この知らず知らずのうちの疲れが、突然仕事を辞める最大の要因な気がするからだ。
その都度、処理をしていれば、爆発はしないはず。
これからの課題の1つだ。