詐欺にご注意を
ある日、
主人「そういえば、不在で荷物が届けられなかったみたいな通知が来てたけど、受け取った?」
私「知らない。ポストにも不在通知入って無かったよ」
主人「いや、メールで来てた」
私「え?普通メールで来る?ポストに入ってないのおかしくない?」
主人「でも来てたから」
携帯を取り出し、画面を見せてくれた。
私「ちょっと!それ!ワンクリック詐欺!」
主人「え?そうなの?」
私「クリックしてないよね!?」
主人「幸いガラケーなのでクリックしても繋がりません」
私「あ〜よかった…」
主人は、ガラケー(通話のみ、ネット接続不可)と、格安スマホ(通話不可)の二台持ちで、ワンクリック詐欺メールはガラケーに来ていた。
主人「僕、ワンクリック詐欺系すぐにクリックしちゃうから、昔はよく変な電話掛かって来てたんだよね…」
私「…」
エピソード1:
アダルトサイトを見た代金を支払えという電話が掛かって来た。しかし利用した記憶もなく、詐欺だと分かっていて、飄々と対応する主人に対し、電話相手(詐欺師)ブチギレ。
電話相手「いまから、あなたの所に行きますよ?」
若かりし主人「どうぞどうぞ、いま〇〇県の〇〇駅に居ます」
正確に現在地をご連絡。
エピソード2:
いつも通り飄々と対応する主人に対し、電話相手(詐欺師)激昂。
電話相手「おい!お前の家に火つけるぞ!」
若かりし主人「いや〜それは困りますね〜」
脅されても飄々と。火をつけられると困る旨をお伝え。
素直な主人は、ワンクリック詐欺には見事に引っかかるようだ。
飄々とした主人なので、被害がなく済んでいるが、そうではない人も沢山いる。
周りの人間が気をつけて、本人に注意喚起が必要だ。
その人によって、特性の出方は様々だが、そんな事注意しなくても分かるに決まっているといえ決めつけは危険だ。
これは、定形外発達の人のみならず、定形発達の人でも、伝えなくては分からない事は沢山ある。決めつけは常に問題を引き起こす危険があるという事を、頭に置いておかねばならない。