かけがえの無い存在という感情
私が子供が欲しいのは、昔から子供が大好きだからだ。その気持ちはちゃんと子供にも伝わり、お世話をするととても懐いてくれる。だから更に子供好きになる。
私が子供が欲しい理由のもう一つは、発達障がいの主人に、家族を作ってあげたいからだ。
胸が張り裂ける思いを知らない主人。自分の子供という、未知の生命に触れたら、きっとこれまで感じたことのない感情を沢山持つことになるだろう。
かけがえの無い存在
愛おしい存在
目入れても痛くない存在
そんな存在を、主人に感じてもらいたい。
主人の世界がグッと広がるだろう。
※安易に子供が欲しいと考えている訳では無い。遺伝のリスクももちろん十分理解したうえで、希望をした。
でも、この願いは叶いそうも無い。この気持ちは、表現し難い。悲しい。悔しい。辛い。怒り。どうして。なんで。どうしたらいいの。溢れる感情の嵐にただ静かに打たれるのみだ。
この気持ちは、主人には理解して貰えないという寂しさ。
沢山諦めてきた。手放してきた。それが、またこれもか…と思うと、もう。
この世に神様というものがいるとしたら、それは気に入らない人間をとことんいじめ抜くような卑怯な奴なんだろうと思う。もし会えたら、これでもかと罵詈雑言を浴びせてやると思っている。
たまにはこうして、感情を吐き出す。それで良いんだよと自分に言い聞かせる。